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子供の歯ぎしり

2012年6月21日

 子供の歯ぎしりは、約20~30%のお子さんに見られると言われています。歯が生え始めた赤ちゃんにも見られます。上下の歯が生えてきて、かめる様になると歯ぎしりをします。特に、7~10歳くらいのお子さんには、乳歯から永久歯に多く生え換わるので、あごの成長にも必要だと言えます。
 また、歯ぎしりはストレスにも無関係ではないと言われています。例えば、環境の変化(保育園、幼稚園、小学校に通い始めた、本人に、妹や弟ができたなど。)によるものがあります。
 大人と違って、歯の周りの組織にはさほど影響を及ぼすことはないので、あまり神経質にならないことが大切です。歯ぎしりによって、多少、歯が擦り減ることがあるくらいで、その乳歯も永久歯に生え換わるものですから。

ドライマウス

2012年2月29日

 高齢者の方で口が渇いて、食べ物が飲み込みにくいとか、舌が痛いという人がいますが、これはドライマウス(口腔乾燥症)といわれる症状です。  
 原因は、年を重ねることによる唾液腺の機能低下、口呼吸、ストレス、薬の副作用(精神安定剤、抗ヒスタミン薬、精神安定剤、睡眠薬、利尿剤など)があり、他に、シェーグレン症候群があります。これは自己免疫疾患の1つであり、口腔乾燥からみつかることがあります。
 飲み込みにくい、よく噛めない、口の中がネバネバする、べたべたする、舌に痛みが出たり、傷つきやすい、味が分からなくなったり、話づらくなったりします。

 治療法としては、原因となっている病気のを改善する。唾液の量の減少は、入れ歯の吸着や安定がわるくなりますので、入れ歯をしっかり調整するか、作り直しするかです。唾液の量を増やすため、内服薬を処方することもあります。

 唾液の量は成人で1日に1.0~1.5Lくらいです。水やお茶などで水分補給したり、人工の唾液を使用します。 
 高齢者の方は薬を服用していることが多く、そのことが原因であれば、可能な限り、減量します。口呼吸の場合は部屋の温度や湿度にも注意します。
 QOL(Quality of life)のためにも、生活習慣や食習慣に配慮して、口腔ケアを行うことでドライマウスを防ぐのです。

知覚過敏かなと思ったときは?

2011年12月29日

 知覚過敏は、歯の最も外側のエナメル質が少しでも失われると、その内側に位置する、象牙質がむきだしになるためにでる、冷たい、熱いなどの刺激が神経に伝わり、歯がしみる症状のことを言います。
 原因には様々なものがあります。
1)歯ぎしりやかみしめたりで、歯が擦り減ったり、エナメル質にひびが入ったとき。
 治療法:歯科医院でのかみ合わせの調整、マウスピースの制作、及び、その調整。
2)ブラッシング圧が強すぎるとき。
3)歯周病で歯ぐきがやせて、根が露出してしまっているとき。
予防:定期的に歯科医院に行き、歯石をとること。
4)酸性の強い飲食物の摂り過ぎ(酢、炭酸飲料、柑橘類
対策:当然、摂取量を減らす。
象牙質が露出したからといって、必ず、知覚過敏症になるわけではなく、それは、唾液中の成分(カルシウム、リンなど)や、歯髄の働き(防御反応)により、象牙細管が自然に収縮、閉鎖されることがあるからです。
 しかし、虫歯が進行しているときも同様の症状がでることがありますので、自分ではなかなか気付かないものです。小さな虫歯が、歯と歯の間に、または、歯と歯ぐきの間にあるかもしれません。甘いものがしみるときは、虫歯を疑ってください。
 症状が軽い場合でもかかりつけの歯科医院に行って、レントゲンで確認したほうがいいでしょう。

TEK(仮歯)の必要性

2011年12月15日

TEKを入れる様々な必要性をお話しましょう。ほとんど前歯に入れることが最も多いのですが、その理由を説明します。
最も重要なのは
1)歯肉の安定 
  前歯など目立つところは、歯肉の下1mmまで削るため、
 歯肉を傷つけることになります。その部分までTEKを被せて おくと、歯肉がきれいに治ります。ポーセレンやオールセラミ ックを被せるときは、歯肉が寄ってこないようにするために、
 必要となります。
2)審美性(見た目)のため
  被せるためには、歯を1まわり小さく削らなくてはいけないの で、そのままにしておくと、みっともないためです。
3)咬合、接触関係の保持
  歯は歯のない方向に移動する習性をもちますので、削った前 後の歯は、削った歯の方向に移動したり、または、削った歯と かみ合う歯が削った歯のほうへ移動します。それらを防ぐため にTEKは必要なのです。
4)咀嚼(そしゃく)の安定
  歯を1まわり小さく削るので、噛みあう歯とは噛んでいませ ん。これを入れることによって、噛めますし、最終的な被せも のを入れたときの違和感が少なくなります。

脱灰と再石灰化

2011年9月8日

 食事をすると、数分で虫歯が始まろうとします。最も問題なのが砂糖です。これらを摂取すると歯面についている、歯垢(プラーク)の中では、バイ菌により酸が作られます。それによって、
歯の表面より、ミネラル成分のカルシウムイオン、リンイオンが溶け出します。この状態を「脱灰」といいます。
 その後、唾液の力によって、酸を中和、または、きれいに洗い流したりする作用などで中性方向に向かい、唾液中のミネラルが戻り始めます。この状態を「再石灰化」といいます。
 要するに、食後は脱灰と再石灰化が絶えず、
脱灰>再石灰化のときは、虫歯が進行し、
脱灰<再石灰化のときは、健康な歯が維持されます。
 虫歯の予防は脱灰<再石灰化になるようにすればいいわけで、虫歯の住みやすい、環境をつくらないこと、すなわち、砂糖などの虫歯の原因となるものを多くとりいれないこと。また、食事の回数を1日に3~4回(おやつを含めて)に制限し、食事の時間も、だらだらとらないことが大切です。

歯ぎしりの治療とは?

2011年9月6日

 歯ぎしり(ブラキシズム)は、睡眠時や覚醒時を問わず、歯をすり合わせたり、かみしめたりする咬合習癖の1つです。
 
 歯ぎしりの悪影響
歯ぎしりは就寝時等、無意識の状態で行われるため、通常では使わないような強い力で噛んだまま歯をギリギリとすりあわせることがああります。
 その結果、咀嚼筋群の異常緊張が起こり、それに伴い、歯、又は、歯周組織に炎症を起こしたり、顎関節への異常な負荷がかかることがあります。歯ぎしりをする人のほぼ、6割以上の人が、歯周組織の破壊により、歯周病を併発していると言われてます。
 当院では、治療としては、咬合調整、スプリント療法(就寝時にマウスピースを装着することで、歯や歯周組織にかかる負担を軽減させる。)を中心に治療を行っております。 

かみ合わせが悪いと、どうなる?

2011年1月29日

 肩こり、頭痛、手足のしびれ、胃のもたれ、動悸などで病院へ行くと「異常なし。」との診断。最新の研究では、いろいろな病気と、かみ合わせの良しあしが関係しているとも言われております。
 次の項目に当てはまる人は要注意です。
1)親知らずが不正な方向に生えてる方。
2)1本でも抜けたままの歯がある方。
3)義歯や歯にかぶせた金属のかみ合わせがよくない方。
4)歯並びが悪く、かみ合わせがよくない方。
  (出っ歯、反対咬合など。)
5)治療してない虫歯がある方。
6)歯周病になっていて、歯がぐらぐらしている方。

 歯が1本抜けただけで、歯並びがガタガタになってしまいます。
これは抜けた前後の歯、または、抜けた歯とかみ合っている歯が
抜けた歯の方向に移動する習性を持つためです。歯は全部そろわないと、正常に機能しませんので、できるだけ早く、歯周病、虫歯の治療、矯正治療などが必要になってきます。
 しっかりとものをかめるようになると、まずは、脳の働きが活発になり、老化の防止になります。次に、味覚が発達し、消化を助けます。発ガン性の物質の毒素が減少し、生活習慣病の予防にもなり、肥満の防止つながります。しっかりとかむことによって、集中力が持続し、言葉をきちんと発音できるようになるためです。そのことが健康な体を作るために最も重要なこととなります。

滅菌とは

2011年1月20日

 滅菌:有害・無害を問わず、対象物に存在しているすべての生物、及び、ウイルスを完全に死滅、または除去すること。
 
殺菌:菌を殺すこと。(対象や程度を含まない。)滅菌とは違って、すべての菌ではなく、ほんの少しの菌を殺しても殺菌したという。
 
消毒:対象物に存在している病原性のある微生物を、その対象物を使用しても害のない程度まで減らす。
 
除菌:対象物から菌を除いて減らすこと。手を水で洗うことからろ過などにより菌を取り除くなど。
 
抗菌:菌の増殖を阻止すること。殺菌または、静菌作用である。繁殖を阻止する対象や程度を含まない概念。

歯周病と喫煙について

2011年1月17日

 歯周病は歯の周りの組織である歯肉や、歯を支えている骨に炎症が引き起こされる病気です。進行すると骨が破壊されて、歯がぐらぐらになって、固いものが食べられなくなってしまいます。歯周病の原因は細菌の塊のプラークや歯石ですが、喫煙も危険因子の1つです。タバコに含まれる、ニコチンや一酸化炭素、シアン化物はビタミンCを破壊し、毛細血管を収縮させ、白血球の力を低下させるため、免疫の力が弱くなり、歯周病を悪化させます。(非喫煙者の2倍進行しやすく、治癒力は半分との報告もあります。)つまり、歯周病が進行しやすく、治りにくいということです。
 歯周病の予防には、毎日の適切なブラッシングと、定期検診による、歯科医院での歯石の除去が必要となります。

子供のブラッシング

2011年1月16日

 虫歯になりやすい部分は大抵決まっています。
 磨き残しが多いのがその理由です。
1 歯と歯の間
2 歯と歯ぐきの境目
3 歯のかむ面(咬合面とも言います。)
 
次に磨き方ですが、
ⅰ) 歯ブラシの先を、歯ぐきに直角に当てて磨きます。
ⅱ) 前後に小刻み(1~2本くらい)に歯ブラシを動かします。
ⅲ)前歯の裏側は、歯ブラシを縦にして上下に動かします。

以上が磨き方ですが、歯ブラシは硬くないものを選んでください。

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