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タバコは歯周病に大敵!

2012年9月20日

 喫煙者 過去に喫煙歴のある方、非喫煙者では、この順で歯周病の発症率が高くなります。年齢が上がると、その差は歴然です。見た目にも、お口の中に、ヤニが付着するので、歯が汚くなったり、その上に汚れが付きやすくなり、歯石の沈着を助長します。
 喫煙者、非喫煙者を比較すると、歯の残存率(何本残っているか?)は喫煙者のほうが少なく、虫歯の数も、喫煙者のほうが多いのです。歯周病の治療においても、その差がくっきりとでていて、喫煙者の方がタバコをやめたら、よくなったということもあるくらいです。だから、定期的に歯の汚れをとることは非常に重要なのです。
 なぜ、タバコはいけないの?
 それは喫煙により、歯茎の中の毛細血管が収縮して、血のめぐりを悪くするので、歯茎の抵抗力が弱まり、細菌が増殖するからです。血管が収縮するので、歯茎に炎症が起きにくく、気付いた時には、手遅れということも珍しくはありません。
 受動喫煙とはご存じですか?タバコを吸わない人も、喫煙者が吸ったタバコの排出する余分な煙を吸い込むことを言います。
このことにより、乳幼児の中耳炎や、成人の生活習慣病、肺がんなどの発症のリスクを増大しているとも言われています。