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歯は認知症に関係あるのか?

2013年1月19日

歯を失うと歯周病になり、糖尿病や心疾患など、全身の健康状態に悪影響を及ぼします。
歯がないのに、義歯を使用してない人、歯は数本残っているが歯周病の影響であまり噛めない人、定期的に歯科医院に通わない人は、認知症のリスクが高くなると言われています。
20本以上歯が残っていて、しっかり噛める人と、歯がほとんどない人では、約2倍認知症のリスクが高いと言われています。
歯周病の炎症が、脳に影響を及ぼすこと、また、咀嚼機能の低下が、脳の認知機能の低下を招いている可能性を示唆しています。
よって、如何に、歯を失わないように定期的な健診(歯石をとって、歯がぐらぐらしないようにする。)が必要か、または、歯を失った場合は、義歯、インプラントでしっかり噛めるようにすることが、認知症への予防につながります。

歯科治療費と医療控除

2013年1月18日

医療機関で支払った医療費を確定申告のときに申請をすると、支払った金額によって違いはあるものの、所得控除をうけることができます。これを医療費控除といいます。
特に、歯科医院での自費診療は金額が大きいので医療費控除を受けることができます。
インプラント、矯正治療、セラミック、ハイブリッドレジンをかぶせた、つめたなどはその対象になります。ただし、美容目的のホワイトニング(歯の漂白)は対象外です。
1年間で家族を含めて、健康保険内の治療費も対象ですので、領収証を集めて10万円を超える場合は所得控除を受けることができます。
治療のための通院費も控除の対象です。通院の際の日付と金額を記録し、タクシーの領収証は保管してください。
詳しくは国税庁のホームページを参考にしてください。

http://www.nta.go.jp/taxanswer/shotoku/1128.htm

「歯医者は嫌い。」という方へ

2013年1月9日

 歯科治療では歯を削ったり、抜いたりすることがあるので、「歯医者=痛い。」と連想する方が多いかもしれません。
歯医者は久しぶりという方ほど、虫歯が多く、かつ、症状が重いため、全体的に治療しなければならないため、費用と時間がかかるかたが多いのです。
 
 また、治療内容によっては、自費でしか治療できないことがあるため、費用が高額となり、歯科医院へ足が遠のく原因にもなっています。

 歯科治療においては、早期に治療し、しっかりセルフケアしていくと、それほど痛みはありません。痛みが激痛になってから、歯科医院をおとずれるので、最初の「歯医者=痛い。」につながるのです。そうならないためには、定期健診がおすすめです。

 定期的なチェックをうける(定期健診)ことが、治療の費用が少なく、かつ、治療期間を長引かせないコツになるのです。

 はがき(定期健診の)がきたら、それを目安にいらしてみてください。

口内炎について

2012年11月1日

 「口内炎」:誰しもが1度はなったことがあるとは思います。
なぜ、できるかはわかってないのです。原因としては、
1)細菌、ウイルスの感染。
2)歯が当たっていたり、間違って噛んでしまった時。
3)ビタミン不足など。
また、風邪をひく、体調が悪いなど、本人の体調に左右されやすく、なかには、1か月に1度はできるという人もいます。
 胃腸が荒れているなどの体調不良や、不眠や多忙によって、体力がおちたとき、不規則な生活や偏食で不健康な状態、ストレスをため込んだ時は、口内炎を惹起しやすいと言われています。
 次に、予防としては、しっかりと眠ること、お口の中清潔に保つこと、ビタミンやミネラルを含む食品を摂ることです。
 緑黄色野菜、魚介類、などはミネラルがたくさん含まれているので、これらを多く食べることで口内炎の予防として、効果的になります。

成人の矯正治療

2012年10月22日

 あなたは、「歯列矯正は子供がするもので、大人がするものではない。」と思ってはいませんか?また、 自分の歯並びが悪いとは思ってはいても、「大人になってからでは遅い、もう治せない。」とあきらめているかたも多いと聞きます。しかし、現在の治療では大人でも歯列矯正は可能です。
 子供との歯列矯正の大きな違いは、大人のほうが手間や時間がかかることがあげられます。
 ①歯の移動に時間がかかる。
 ②あごの骨を削ったりなどの外科的な手術を要する。
 ③矯正器具を歯の裏側に装着することがあるため、時間がかかる。

 しかし、「歯並びをよくして、きれいになりたい。」という
意志は子供には見られないことです。「子供の時に矯正治療の経験があるが、面倒になって途中でやめた。」という方も少なくないですが、大人の場合は、自分で考えた末の矯正治療なので、根気強く続け、治療を成功することが多いのです。

 大人の矯正の治療の目的は2つに大別されます。
 ①出っ歯や八重歯などを治したい人。
  「歯をみせて笑うのが嫌だった。」という人も、歯並びを治したことによって、笑顔や自分自身に自信が持てるようになった。という話もよく聞きます。
 ②体調不良を治すため。
  a)虫歯や口臭の原因。
(歯並びがよくないことにより、食べかすがつまりやすくなり、そこにものが停滞することで虫歯、口臭の原因となります。)
  b)頭痛、肩こり、腰痛。
(歯並びが悪く、しっかりとものが噛めないから。)
  c)悪習癖を治すため。
(舌の運動や口の周りの筋肉のバランスの修正、正しい飲み込み方を覚えるなど。)

 以前は、矯正というと金属のワイヤーというイメージでしたが、当院ではワイヤだけではなく、ワイヤーを通すブラケットにも歯と同じ成分のものを使用し、患者さんに喜ばれています。
 
 こちらでは、月に2回ほど矯正専門医が治療に来ていますので、遠慮なく無料相談にいらしてください。なお、詳しく説明するため、1時間ほど時間を必要としますので、お電話でご予約をとってからいらしてください。矯正治療をする、しないにかかわらず、現在のご自分の状況を把握するだけでも、今後の生活にも気をつかうようになるかもしれませんよ。

インプラントとは?

2012年10月20日

 ここ20年でインプラントは格段の進歩を遂げました。治療方法や治療費などをご説明しましょう。
 虫歯が大きかったり、歯根が割れたりした場合は抜歯せざるをえないわけですが、今までは、そうすると、取り外し式の入れ歯か、抜いた歯の前後の歯を削るブリッジという、2種類しか選択肢がなかったのです。
 そこで開発されたのが「インプラント」です。インプラントは、あごの骨にチタン製の人工歯根を打ち込みます。その人工の歯根と骨にしっかりとくっつくのを3~4か月ほどまち、その後、自分の歯と同等の白いさし歯(陶材、オールセラミックなど)をしっかりとセットすると、誰も歯がないとは思いません。
 利点は、①自分の歯のようにしっかりとかめる。
     ②入れ歯のような取り外しの煩わしさがない。
     ③ブリッジのように健康な歯を削ることがない。
     ④見た目がきれい。
 欠点は、①手術が必要。
     ②治療費が高い。(1本30~50万円)
     ③あごの成長がとまっていない20歳以下の人は治療が受けられない。
     ④手術に向かない人は治療ができない。
      Ⅰ:あごの骨に厚みがなく、もろい人。
      Ⅱ:骨粗しょう症の人。
      Ⅲ:チタンアレルギーの人。
      Ⅳ:肝炎、糖尿病、高血圧心疾患、脳血管障害、などがあり、医師が治療不可と認めた人。

 インプラントの治療後は快適な生活になると、「自分はもう、虫歯になったりしない。」と勘違いする人も多いそうですが、年齢や生活習慣の変化、誤ったメインテナンスなどでも、かみ合わせが悪くなったり、歯茎がやせたり、せっかく入れた、インプラント体の周りが炎症を起こしたりしますので、最低、6か月に1度は、定期健診を受けましょう。

口呼吸

2012年10月4日

口呼吸をしているかどうかは、唇の乾燥感でわかります。
口呼吸の原因は、
①鼻腔が狭い。鼻の穴が狭い(鼻骨が曲がっている、狭窄)
②上顎骨の発達が悪い。
③歯並びが悪い。
④口のまわりの筋肉がゆるんでいる。

口呼吸がよくないのは
①口で空気を吸うことにより、空気中の細菌が体の中に入ってきて、様々な病気を再発させる。
(風邪、肺炎、腎炎、高血圧、白血病)
②免疫力が低下してアレルギーを引き起こす。
 アトピー性皮膚炎、アレルギー性鼻炎
③口の中が乾燥して、口臭、虫歯、歯周病の誘発。
④歯並びが悪くなる。
⑤嘔吐反射(歯ブラシなどを奥にいれると、吐きそうになる人)
⑥あごの発育や顔の形に影響を与える。
⑦唇は乾燥して、口内炎、口角炎になりやすい。
逆に、鼻呼吸はというと、
①肺に入る吸気の温度調節を行い、湿り気を与える。
②病原菌の50~80%は鼻粘膜で吸着され、処理される。
③体に十分な酸素が吸収さr、脳が活性化される。
 
 口呼吸すると様々な障害を体に与え、口と鼻は関連性を持ち、
歯並びは上顎骨の成長に影響を及ぼすことは、歯並びの悪い子供たちが、歯科矯正治療をし、正常な歯列に改善後、喘息や風邪をひかなくなったなどの徴候が見られました。
 よって、口で呼吸しているか、鼻呼吸しているかは、非常に重要なことなのです。

メタルフリー

2012年10月3日

 メタルフリーとは、金属を使用せずに治療を行うことを意味します。金属アレルギーの方が増えつつあるからです。
 金属が上下の相対する歯に入ってる場合、口の中は唾液で濡れているので、上下の歯で噛んだ場合とても弱い電流が流れます。
この電流は”金属のイオン化”によるもので、唾液の中に金属イオンが流出します。
 その金属イオンが体内に蓄積されると、金属アレルギーを発症する可能性が高まると言われています。
 金属アレルギーであるか、そうでないかは、まず、皮膚科を受診していただき、どの金属にアレルギーがあるかを調べる必要があります。これを「パッチテスト」といいます。 
 その結果を踏まえて、オールセラミック、ハイブリッドレジンなどで、治療をすすめていくわけなのです。
 この治療の長所としては、
①金属アレルギーの人にも対応できる。
②オールセラミックは特に歯に透明性があり、
歯に近い色が出せる。天然歯よりもかたい。
短所は費用が高いことです。

キシリトールについて

2012年10月1日

キシリトールとは、ショ糖に代わる甘味料として開発されたもので、植物に含まれています。主にガムなどに添加されています。
甘味はショ糖と同じくらいです。
 キシリトールが虫歯を予防するメカニズムはショ糖とは違い、キシリトールを摂取しても、ストレプトコッカスミュータンスによって、粘着性のグルカンが作られたり、酸が産生されないことです。(虫歯のもとをつくることができない。)
 キシリトールには、虫歯を防ぐだけではなく、酸によって溶解した歯面を補修する役目もあります。虫歯は細菌が産生した酸によってPHが5.5以下のときに酸性になると歯のエナメル質が溶けるのです。しかし、PHが7.0くらいになると、溶解した部分が自然に補修されることを石灰化といいます。唾液の分泌が促進されると、唾液の緩衝作用でPH7.0に戻るために起こります。
 食事すると、人の口の中は虫歯になるほうに傾きますが、唾液によって、それが制御されます。キシリトールはこの唾液の量を増やすと言われているので、再石灰化が起きやすくなるのです。

痛くない歯は治療しなくてよいのか?

2012年9月21日

 あなたは、歯や歯茎に痛みや腫れがなければ、歯医者には行かなくて良いとお考えですか?しかし、それは間違っています。
 歯や歯茎が急激に進行して、痛みや腫れを伴うものを”急性”
ゆっくり進行して、自覚症状の少ないものを“慢性”と言います。人の疾患は慢性のほうが多いのです。 
 痛みが起こるのは、細菌感染(バイ菌)したり、体の抵抗力が落ちていたりするときで、痛みがないのは、健康なのではなく、慢性化してるだけで、確実に悪化していきます。
 特に、以前、神経をとった歯は、栄養が運ばれなくなるため、寿命が健康な歯より、短くなります。枯れ木みたいな状態になりますので、神経をとったまま放置してしまうと、あっという間に虫歯が進行してしまい、硬いものをたべて歯が割れ、抜歯に至ることは決して稀ではありません。
 神経をとった歯は痛くないため、要注意です。何事も、予防と早期発見が非常に重要です。定期検診を受ける、歯の変色、痛み、冷たいもの、熱いものがしみるなどを、見落とさないように、しっかりとした知識を身につけてください。

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